インドネシア人と行くインドネシア旅行記

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マカッサルの食べ物(2) チョト・マカッサルとコンロ


マカッサルの名物料理の中に、チョト・マカッサル(Choto Makassar)というのがあります。明日バリ島へ移動する前にということで食べてみました。食べた場所はロサリ海岸沿いで、Hotel Aryaduta Makassarからも近いところ。看板にもChoto Makassarと書いてあります。
チョト・マカッサルのお店

チョト・マカッサルのイメージは、日本の「モツ煮込み」のようで、スープの中に牛(sapi)または馬(kuda)の内臓、肉、そして舌も入ってることがあります。ただ、日本のモツ煮込みは味噌味や醤油味が多いですが、マカッサルのチョトは多くの香辛料が入っていて、何味というのが難しいです。内臓の出汁の味がベースで、見た目ほど濃い味がするわけではありません。必要に応じて塩やサンバル、ライムなどを追加して味を調えて食べます。
チョト・マカッサル(Choto Makassar)

見た目は完全に内臓ですが、よく煮込まれているため、内臓は柔らかく、けっこう食べやすいです。バクバク食べられます。さすがに内臓ばっかり食べ続けているとご飯も食べたくなるので、そういうときにいっしょに食べるのがクトゥパッ(ketupat)という、ヤシの葉にくるまれたご飯です。この店ではチョト・マカッサルが名物料理の店であるためか、最初からテーブルにクトゥパッが皿に盛られていました。ヤシの葉にくるんで蒸したご飯であり、連れのインドネシア人Sさんは、クトゥパッをチョトの中に入れて食べ始めました。混ぜご飯が嫌いじゃなければ、誰だってそうしたくなる、そんな感じの組み合わせで、自分も試してみたらやはりおいしかったです。
クトゥパッ(Ketupat)-1

クトゥパッ(Ketupat)-2

連れのインドネシア人Sさん曰く、マカッサルに来たら「チョト・マカッサル(Choto Makassar)、コンロ(Sop Konro)、パル・バサン(Pallu Basang)とのこと。

ちなみに下の写真はコンロ(Sop Konro)です。コンロもマカッサルの名物スープの1つで、こちらは骨付きの牛肉を煮込んだスープ。食べた店によって味が違うのかもしれませんが、チョト・マカッサルよりもさらに味が薄い感じがしました。かなりの安物だったので、肉もけっこう固くて、私の中ではチョト・マカッサルのほうが好きです。
コンロ(Sop Konro)


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