マカッサルの食べ物(5) イカン・バカール(Ikan Bakar)
マカッサルでは、イカン・バカール(焼き魚、Ikan Bakar)のレストランが多いです。一説にはインドネシアで一番焼き魚がおいしい地域と言われています。
ホテル、Aryaduta Makassarの近くにも焼き魚のお店がたくさんあります。最初に行ったレストランは、店の前に魚やエビの水槽が置いてあり新鮮さをアピールしていました。お店に入り、ひとまず、焼き魚、エビのこしょう炒め、ナス料理を頼んでみました。焼き魚は、見た目ちょっと焼きすぎのように見えますが、中身はちょうど良い具合に火が通っていて、おいしかったです。エビはちょっとコショウがきつかったような気もしますが、エビはプリッと新鮮でたまねぎとの相性もよかったです。
Aryaduta Makassarの近くにもう1つ、有名な焼き魚料理のお店があります。Lae-Laeというレストランです。Lae-Laeというのは島の名前で、マカッサルからサマロナ島へ行く途中にある小さな島の名前です。店の前は駐車している車でいっぱいで、お店の人気の高さが伺えます。
店の前では、もくもくと煙を出しながら、豪快に魚やイカを焼いています。こちらでも店の入り口に魚がいっぱい陳列されていて、食べたい魚を指さし、焼く(Bakar)、揚げる(Goreng)、煮る(Rebus)、蒸す(kukus)など料理の仕方を伝えます。私は焼き魚が好きなので、ひたすらBakarで通しました。
こちらの焼き魚もおいしいです。白身の魚に、シンプルに塩味で味付けしていて、そのままでもおいしいですが、サンバルやライムなどで自由に自分で味付けが可能です。イカは、イカ墨で真っ黒ですが、こちらもイカの身のうま味がしっかり感じられておいしかったです。お客さんも絶えることなく埋まっていて、とてもにぎやかでした。
Sさんコメント
インドネシアの焼き魚は、日本人から見ると焼きすぎに見えるかもしれません。もともと日本と違ってインドネシアでは生で魚を食べる習慣はありませんから、よく火を通して食べます。また、日本のように魚の皮を食べることはあまりないです。私の家では、焼き魚料理を作っても、皮は食べずに骨と一緒に近所の猫にあげてしまいます。