マカッサルの食べ物(1) ピサン・エペ(Pisang epe)
おなかが空いたので、軽く何か食べたいと思ったとき、そういえば道端でいろいろ売ってるがまだ食べてないことに気づきました。ホテルの近くにいつも出ている屋台。バナナがたくさんあるので単なるバナナ屋さんかと思っていました。
でも、よく見るとバナナを焼いてる???近くまで行って観察すると、本当にバナナを網の上で焼いていました。炭焼きです。焼きバナナです。インドネシア人のSさんに聞いたところ、これはピサン・エペ(Pisang epe)という食べ物で、マカッサルではよく屋台で売っているそうです。バンドンでは見かけなかったような気がするので、やはりインドネシアというのは地域ごとにずいぶんと違うのだなと感じます。
即決で買うことにしました。その場で焼き立てのバナナを作ってくれます。トッピングには黒蜜のほか、チョコレートやチーズもかけることができます。ホテルの部屋に帰ってから食べてみると、けっこうおいしい。写真の通りバナナがまだ少し緑色なので、酸っぱさも残りますが、黒蜜がいっしょなので、甘さとバナナのさわやかな酸っぱさ、そして焼き目の香ばしさがお口の中でハーモニーです。そして、バナナが温かいのでチーズがとろけます。次回行くことがあればまた食べたいです。
Sさんコメント:
ピサン・エペに使うバナナは、太目でちょっと固めのバナナが使われます。最初にバナナをせんべいのように平べったくつぶしてから焼きます。焼くと、バナナがちょうどいい固さになります。